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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第22章 二章 闘技会開催!
資料に目を通していたアレンが顔をあげた
「はい、万端ですよ。開会式でのスピーチもまとまりました‥目を通して頂けますか?」
ルイスはアレンからスピーチのメモを受け取り目を通した
「うん‥いいんじゃないか?」
ルイスは一通りメモを読み終えるとアレンに返した
「ザドルとは話し、出来たんですか?」
「いやっすれ違いで会えなかった‥まぁ奴の事だから俺のやり方を理解してくれたとは思うけどな‥」
「今の彼なら大丈夫でしょう‥ 宿舎の方で何度か見掛けましたが‥満ち溢れてましたよ‥生きる希望に」
― コンコン!
「!‥‥どうぞっ」
― カチャ!
「おやっお二人でお揃いかい…?ロイドはまだなのかね?」
「やぁエバっお早い到着 だね」
関係者室に顔を出したエバにルイスが言った
「この子達が弁当の準備手伝ってくれたから思ったより早く支度が整ってねぇ」
エバの後ろから子供達が覗いている
「やぁそんなとこから覗いてないで入っておいで」
ルイスに勧められ、子供達は部屋の中に入ってきたのだが、皆して隅っこに立ちつくしたままだった