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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第23章 三章 狂犬レオの襲撃!!


「会場でのトラブルは即退場だ‥‥


解ったら早く行け‥‥‥」


剣を突き付け威圧する──その声の主は…ロイドだった‥


睨み合う二人だったが再度アナウンスが流れ、レオは仕方なしに諦めた



「決めたっ!お前のケツは俺のもんだからなっロイドにはヤラせるなよっ!!」

「!っ…キャ…」



レオはそういいながらアルの桃尻をがしっと鷲掴んで立ち去った‥‥




「チクショ!
めんこいケツしてやがるっ
たまんねぇぜっ!

絶対っ俺のもんだっ!!」

レオはアルの尻を掴んだ手を眺め、その手で己のイチモツをぎゅっと握りしめていた







「──…っ…お前…隙がありすぎだっ!
そんなんで大会出るつもりかっ!? 棄権しろっ!!

見てみろっ! 大変な奴に目付けられやがってっ!!」

「―――っ!…
そんな事言ったって、まさかあんな事するなんて誰も思わないよっ!!」

真剣に怒るロイドの言葉にアルは反論した


「少しは避けられたんじゃなかったのかっ!?」


「…っあんな押さえ込まれてどうよければいいのさっ!?」

──悔しいっ‥なんで自分がそんな事を言われなきゃ‥

アルは唇を強く噛み締めた。

自分でもわかってた。レオと5分の力なら掴み込まれた両腕も難無く振りほどけたはず‥

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