この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第3章 美食の鳩
「ぷっ、‥
…こ、こちらえどうぞ。」
‥ぷっ?
小柄なお役人が笑いをこらえ少年をカウンターの方に招いた…
「…また、エライ全力疾走できましたね〜
どこから走って来たんです?」
少年の汗ダクな額を眺めながらお役人が聞いてきた
「ふ、噴水の方から…受付に‥間に合わない‥と思って……急いだ‥んだけど、結局間に合わなかったぁぁぁ」
少年は荒い呼吸のままカウンターにグッタリと寄りかかり首をうなだれた
「…充分間に合ってますよ」
‥えっ?
少年はお役人の言葉に驚く
‥じゅ、充分間に合ってるだって!?
「だっ、だってもう5時過ぎてるしっ」
少年は館内の時計を指差して訴える
「今日は、受付最終日だから7時迄です。
ご存知ありませんでしたか?入口の掲示板に貼り出していますけど…。ああ、ではそれで間に合わないと思って走って来たんですね!………でも、なんでまた遠回りなんか?」
‥遠回りっ!?
「噴水のところからなら真っ直ぐ走って来れば2分とかからないはずですよ。
…なんでまた裏口から?
階段使わないと来れないから大変だったでしょうに…」
「だっ、だって表口は扉が閉まって……」
…こ、こちらえどうぞ。」
‥ぷっ?
小柄なお役人が笑いをこらえ少年をカウンターの方に招いた…
「…また、エライ全力疾走できましたね〜
どこから走って来たんです?」
少年の汗ダクな額を眺めながらお役人が聞いてきた
「ふ、噴水の方から…受付に‥間に合わない‥と思って……急いだ‥んだけど、結局間に合わなかったぁぁぁ」
少年は荒い呼吸のままカウンターにグッタリと寄りかかり首をうなだれた
「…充分間に合ってますよ」
‥えっ?
少年はお役人の言葉に驚く
‥じゅ、充分間に合ってるだって!?
「だっ、だってもう5時過ぎてるしっ」
少年は館内の時計を指差して訴える
「今日は、受付最終日だから7時迄です。
ご存知ありませんでしたか?入口の掲示板に貼り出していますけど…。ああ、ではそれで間に合わないと思って走って来たんですね!………でも、なんでまた遠回りなんか?」
‥遠回りっ!?
「噴水のところからなら真っ直ぐ走って来れば2分とかからないはずですよ。
…なんでまた裏口から?
階段使わないと来れないから大変だったでしょうに…」
「だっ、だって表口は扉が閉まって……」