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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第27章 七章 生き残り合戦!〜初陣〜
「よしっ!始まったぞ!
あいつ‥いい顔してやがる!!」
「あぁ、負けるなんて微塵も思ってねぇ顔だありゃ!」
ルイスの言葉にザドルが付け足した
「アルは森の主って呼ばれてた、でっけぇ熊を一発で倒した事あるんだぞっ!すげーでかいヤツを!!」
ティムは自慢げに話した
「へぇ〜‥こんくらいのか?」
ロイドは両手で熊の大きさを表現する
「ちがうっ!こ〜〜んくらいでかいんだ」
「‥こ〜〜んくらいか?」
「違う違うっこ〜〜〜んくらいだっ!!」
「‥?」
伸びを加えて両手を広げる。
だが、ティムがどんなに必死で表現しても子供の体格では限界があったようだ。
「う〜ん……そうだ!ザドルのおじちゃんの2倍以上の熊だ!!」
「…っ…そんなでかい熊いんのか!?」
やっと伝わったらしい‥
「毛皮も取ってあるぞ!後で見せてあげる。頭は村に置いたままだけどな!!」
自信満々に語るティムを見てロイド達は目を合わせた。
ワァァァァ―――!!
話しをしていると突如歓声が沸き起こり会場の方に目を奪われる。