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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第27章 七章 生き残り合戦!〜初陣〜
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何もしていないからこそ男にとって異常に恐怖だった。
「なんだ、こいつっ…もしかして、とてつもなく強ぇんじゃねぇか!?」
男は鎖だけになった武器をジャラジャラと引きずりゆっくりと詰め寄るアルから後ずさる・・・
『初戦でお前の強さを見せつけろ!』
アルはルイスの言葉を思い出していた‥
詰め寄るアルに男は鎖を投げつける。だが重りを失い威力の欠けた鎖はコントロールが効かず、ヘロンヘロンに動き回るだけだった。アルは男をコーナーの区切り線まで追い詰めると剣を素早く振り上げる!
瞬間、巨体の男は絶叫を上げアルは男のコラーゲンたっぷりの腹に“拳”を突き刺した!
ブヨョ〜〜〜ンとした感触がアルの腕を包み込む‥
アルの細腕は男の腹に肘の関節部分までめり込んでいた。
‥うわ!?キモい…っ…
あるはその感触に肌をゾクリとさせる。
巨体の男はゆっくりとコートの外に傾いていく。そして、地鳴りとともにドスンという音と砂煙りが舞い上がっていた・・
―ピ───!
「勝者っ!ディアノル・J・バートン!!」
―ウワァ──っ!
…いいのかな、こんなんで・・・
何もしていないからこそ男にとって異常に恐怖だった。
「なんだ、こいつっ…もしかして、とてつもなく強ぇんじゃねぇか!?」
男は鎖だけになった武器をジャラジャラと引きずりゆっくりと詰め寄るアルから後ずさる・・・
『初戦でお前の強さを見せつけろ!』
アルはルイスの言葉を思い出していた‥
詰め寄るアルに男は鎖を投げつける。だが重りを失い威力の欠けた鎖はコントロールが効かず、ヘロンヘロンに動き回るだけだった。アルは男をコーナーの区切り線まで追い詰めると剣を素早く振り上げる!
瞬間、巨体の男は絶叫を上げアルは男のコラーゲンたっぷりの腹に“拳”を突き刺した!
ブヨョ〜〜〜ンとした感触がアルの腕を包み込む‥
アルの細腕は男の腹に肘の関節部分までめり込んでいた。
‥うわ!?キモい…っ…
あるはその感触に肌をゾクリとさせる。
巨体の男はゆっくりとコートの外に傾いていく。そして、地鳴りとともにドスンという音と砂煙りが舞い上がっていた・・
―ピ───!
「勝者っ!ディアノル・J・バートン!!」
―ウワァ──っ!
…いいのかな、こんなんで・・・