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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第28章 八章 生き残り合戦!〜ザドル編〜
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リッパーは斧から吹き出される風圧に押されコーナー内ぎりぎりのところで踏ん張っていた。
「ケッ!この怪力馬鹿がっ
久しぶりの大会なんだ・・後一人ぐらい殺らねぇと気がすまねぇんだよぉーっ!」
リッパーはすき間を縫って転がりザドルの後ろに回り込む!
「グァアっ!・・っぅ‥
ちきしょう―――!!
やりやがったなっ!!」
リッパーの方に向き直ったザドルの背中を見てルイス達も息を飲む・・
ザドルの背中には×バッテン印しに赤い血がほとばしっていた!
「深いか?傷は?」
ジュリアのオペラグラスで試合を見ているルイスにロイドが確認する
「わからん…。ザドルも気が立ってる‥ザドルの奴、なるべくリッパーを傷付けずに勝つつもりでいるらしいが・・・相手が相手だそのやり方でいけるかどうか―――」
「なんであんな奴をそんなに気遣うんだ!?
自分はボロボロじゃないかっ?!」
「……──知ってるんだよ……ザドルは命の尊さを知ってる。
例えどんな奴の命でも」
アルは必死で闘うザドルを見つめながらロイド達に言った
「でもっ‥今はそんな事言ってらんないっ!!」
リッパーは斧から吹き出される風圧に押されコーナー内ぎりぎりのところで踏ん張っていた。
「ケッ!この怪力馬鹿がっ
久しぶりの大会なんだ・・後一人ぐらい殺らねぇと気がすまねぇんだよぉーっ!」
リッパーはすき間を縫って転がりザドルの後ろに回り込む!
「グァアっ!・・っぅ‥
ちきしょう―――!!
やりやがったなっ!!」
リッパーの方に向き直ったザドルの背中を見てルイス達も息を飲む・・
ザドルの背中には×バッテン印しに赤い血がほとばしっていた!
「深いか?傷は?」
ジュリアのオペラグラスで試合を見ているルイスにロイドが確認する
「わからん…。ザドルも気が立ってる‥ザドルの奴、なるべくリッパーを傷付けずに勝つつもりでいるらしいが・・・相手が相手だそのやり方でいけるかどうか―――」
「なんであんな奴をそんなに気遣うんだ!?
自分はボロボロじゃないかっ?!」
「……──知ってるんだよ……ザドルは命の尊さを知ってる。
例えどんな奴の命でも」
アルは必死で闘うザドルを見つめながらロイド達に言った
「でもっ‥今はそんな事言ってらんないっ!!」