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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第28章 八章 生き残り合戦!〜ザドル編〜
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「チィッ…あのガキ絶対許さんっ!
ザドル!お前も今までにないぐらい悲惨な姿にしてやるからなっ!!!」
周りの観客からクスクスと笑い声が聞こえる中、リッパーは真っ赤になりながら再び攻撃を繰り出した!
「ふんっ…悪りぃなリッパー!
背中の傷が痛てぇんだ・・
ちょっくら早めに終わらせてもらうぜっ!!!」
勢いよく突っ込んでくるリッパーを見据え、ザドルは斧を下向きに短く持つと腰を低く身構えた!
───奮迅殺牙っ!───
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
ザザザザァーーーンッ!
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
ザドルが勢いよく砂地を斧で削り飛ばすと、突如リッパーの足元から砂塵が竜巻のように噴き上がり、砂嵐が小さな鋭い破片となってリッパーの体を切り刻む!
「ぐぁ砂が口にっ!?──…ぐぁっ目に砂がっ」
視界の悪い中でリッパーの悲鳴が聞こえる
何だかとても切羽詰まっているようだった
周りの観客も砂嵐の中で何が起こっているのか息を飲んで静視する・・・
1、2分の間だったろうか‥
徐々に治まり始め視界の良くなった砂嵐の中から現れたのは・・・
「チィッ…あのガキ絶対許さんっ!
ザドル!お前も今までにないぐらい悲惨な姿にしてやるからなっ!!!」
周りの観客からクスクスと笑い声が聞こえる中、リッパーは真っ赤になりながら再び攻撃を繰り出した!
「ふんっ…悪りぃなリッパー!
背中の傷が痛てぇんだ・・
ちょっくら早めに終わらせてもらうぜっ!!!」
勢いよく突っ込んでくるリッパーを見据え、ザドルは斧を下向きに短く持つと腰を低く身構えた!
───奮迅殺牙っ!───
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ザザザザァーーーンッ!
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ザドルが勢いよく砂地を斧で削り飛ばすと、突如リッパーの足元から砂塵が竜巻のように噴き上がり、砂嵐が小さな鋭い破片となってリッパーの体を切り刻む!
「ぐぁ砂が口にっ!?──…ぐぁっ目に砂がっ」
視界の悪い中でリッパーの悲鳴が聞こえる
何だかとても切羽詰まっているようだった
周りの観客も砂嵐の中で何が起こっているのか息を飲んで静視する・・・
1、2分の間だったろうか‥
徐々に治まり始め視界の良くなった砂嵐の中から現れたのは・・・