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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第31章 十一章 幸福な明日へ
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アルはそう言うと子供達に自分の胸元を開けて見せた
「――――あ!?」
「さっきのレオとの闘いでねちょっと切られた後に思っきり走り回ったから余計に裂けちゃって
これ以上激しい動きしたら絶対もたないと思って」
子供達は破れかけた胸当てに驚きう〜んと頷く
そう、さっきのレオの必殺技のお陰で切れ目の入った胸当ては、その後のアルの作戦A、B実行のせいでギリギリのいちまで切れかけていた
今もなお、ピリピリッと少しずつ切れ目の範囲が広がってきている
「せっかくここまで来れたのに、あたしが女だってバレたら今までの努力が水の泡だから‥
それに、準優勝の賞金だってかなりの物だし、仕事も隊長さんが世話してくれるっていうから・・・
棄権すること、みんなも賛成してくれる?」
「うん!もう、充分だよっ!アル、スゲー頑張ったもんな」
「そうよっ綺麗な顔にキズまで作ったんだもの!これ以上アタシ見てられないっ」
「アルっ!ボクも仕事見つけて働くから大丈夫だよっ」
―――…
「ありがとう‥マーク」
頼もしいことを言ってくれる。
アルはそう言うと子供達に自分の胸元を開けて見せた
「――――あ!?」
「さっきのレオとの闘いでねちょっと切られた後に思っきり走り回ったから余計に裂けちゃって
これ以上激しい動きしたら絶対もたないと思って」
子供達は破れかけた胸当てに驚きう〜んと頷く
そう、さっきのレオの必殺技のお陰で切れ目の入った胸当ては、その後のアルの作戦A、B実行のせいでギリギリのいちまで切れかけていた
今もなお、ピリピリッと少しずつ切れ目の範囲が広がってきている
「せっかくここまで来れたのに、あたしが女だってバレたら今までの努力が水の泡だから‥
それに、準優勝の賞金だってかなりの物だし、仕事も隊長さんが世話してくれるっていうから・・・
棄権すること、みんなも賛成してくれる?」
「うん!もう、充分だよっ!アル、スゲー頑張ったもんな」
「そうよっ綺麗な顔にキズまで作ったんだもの!これ以上アタシ見てられないっ」
「アルっ!ボクも仕事見つけて働くから大丈夫だよっ」
―――…
「ありがとう‥マーク」
頼もしいことを言ってくれる。