この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第31章 十一章 幸福な明日へ
・
力を込めて語る子供達にアルは微笑みながら、
“ありがとう”
その一言だけを言ってみんなの頭を撫でる
「ザドルっ!!ありがとう、もういいよ!」
ドア越しにアルの了解を得るとザドルとルイスが部屋に入ってきた
「足、捻ったんだって?
大丈夫か?」
ルイスが容態を気遣い、聞いてくる
「うん、ごめんなさい
せっかくの大会の見せ場を・・・決勝戦を棄権する奴って中々いないよねっ?」
「何、気にするな。賭けだってみんなザドルが優勝するほうにのってるんだから。
それに今回は今までにないくらい、観客も楽しんだと思うしな!
お前は充分盛り上げてくれたよ」
ルイスはアルの頭を撫でてニッコリ微笑む
「さぁ!もう少ししたらパレードが始まる。優勝者は街道を愛想振り撒きながら通るからお前も参加しろ!
ザドルじゃ絵にならないからなっ!」
「なにぃっ!?」
ザドルは鼻息荒く返していた
力を込めて語る子供達にアルは微笑みながら、
“ありがとう”
その一言だけを言ってみんなの頭を撫でる
「ザドルっ!!ありがとう、もういいよ!」
ドア越しにアルの了解を得るとザドルとルイスが部屋に入ってきた
「足、捻ったんだって?
大丈夫か?」
ルイスが容態を気遣い、聞いてくる
「うん、ごめんなさい
せっかくの大会の見せ場を・・・決勝戦を棄権する奴って中々いないよねっ?」
「何、気にするな。賭けだってみんなザドルが優勝するほうにのってるんだから。
それに今回は今までにないくらい、観客も楽しんだと思うしな!
お前は充分盛り上げてくれたよ」
ルイスはアルの頭を撫でてニッコリ微笑む
「さぁ!もう少ししたらパレードが始まる。優勝者は街道を愛想振り撒きながら通るからお前も参加しろ!
ザドルじゃ絵にならないからなっ!」
「なにぃっ!?」
ザドルは鼻息荒く返していた