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第33章 十三章 ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙに行こう！〜ｱﾚﾝとﾃﾞｰﾄ!?〜

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少し濡れた髪をｵｰﾙﾊﾞｯｸにｺｰﾐﾝｸﾞして・・・




… うん──！……中々っ

ええとこの坊ちゃんに見えるじゃん!!




元々、品のある顔だちのアルはそれなりの格好をすればそれなりに見える。


アルはまた男の子になりきった





「あ、準備が整ったみたいですね‥ﾆｺｯ‥」

「お待たせしてごめん。

さすがに、アレンがその格好なら僕はあれで歩きたくなかったから」


詫びながら言うアルにアレンは微笑んだ


「そうですね、身嗜みは人として大事な事です

着飾る必要はなくても最低限の身嗜み・・・アルはやっぱり育ちがいい」




アレンはﾊﾟﾁｯとウィンクした











「なぁ、ロイ‥」

「あぁ？」


「たまには飲みに行くか？」


「あぁ‥そうだな


大会終わって久しぶりに時間あるし…。」


「そうこなきゃっ♪

今日はおごってやるよっ！眠れそうにないだろ？今夜は？‥」



ルイスはずっと様子のおかしいロイドを気遣った



「あぁ‥ｻﾝｷｭ！」



「よしっ！んじゃ、まだ夜には時間あるがせっかくの祭りだ、店はもう開いてるから最近飲みに出てなかった分だけ飲み干すぞっ！」