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第33章 十三章 ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙに行こう！〜ｱﾚﾝとﾃﾞｰﾄ!?〜

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アルはデートHow to本を思い出した―――



＊ 彼と遊園地に行ったの！ 彼ったらあたしの為に長い行列に並んでアイス買ってくれたり、はぐれちゃうからって、あたしの荷物持って手をつないでくれたり‥
すごく優しい彼がもっと好きになっちゃった♪
(食品会社勤務 22才)＊




「アルっ？ぼやっとしてたらはぐれちゃいますよ…ただでさえ人が溢れてるんだからっ」


アレンは物思いにふけるアルの荷物を取ると急にアルの手を引いたっ──


「……っ!?…」

あぁぁっ…


／／／／／…こ、この展開はもしやっ!?──






“優しい彼がもっと好きになっちゃった”


“もっと好きになっちゃった”



“好きになっちゃった〜”











好きに‥

なっ……ちゃった…。








／／／／／／／／・・・








／／／／
うそっどしよぅ!?



「アルっ!?」


アルはアレンの手を振りほどき、両手で真っ赤な顔を覆い隠すといきなりしゃがみ込んだ


「アルッ!?気分でも悪いですか？」


アルは顔を隠したままフルフルと顔を振る


「大丈夫‥です‥//」

それだけ言うとゆっくり立ち上がった…