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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第33章 十三章 フェスティバルに行こう!〜アレンとデート!?〜


「何てったって、あのエロ番長が気付かねぇんだからな!ガハハハ」

「あは、ほんとだ!エロの名が廃るね!」


ザドルと大笑いしながらアルは、少々複雑な気持ちだった‥



「まぁ、その事は帰って来てからゆっくり話そうや

7時にホテルから迎えの馬車がくるからアルっお前ぇも支度しろ!
タキシードで悪いが一流ホテルだっ正装してねぇと入れてもらえねぇからな」


テーブルの上には人数ぶんのフォーマルセットが用意されていた


「‥!‥ザドルこれ――‥

あ‥りがとう‥//」



「なぁに、あつらえじゃねぇから安いもんだ!」

お礼を言うアルにザドルはニヤッと微笑んだ


「コイツらはもう風呂入って準備済んでる。お前も風呂入ってキレイにしてこい!時間ないから急げよっ」


「わかった!」


アルは急いでセットを持って風呂場に直行する

汚れを落とし、すっきりとした白い透明感のある肌に戻ると、下ろし立てのタキシードを着込む‥

ふと見ると鏡の前にポマードがあった

‥あっ!あるじゃんっいいのがっ──

再びオールバックに髪をコーミングし整髪剤をつけてセットすると‥

「イケてるっ・・!」



アルは鏡の中の自分に流し目を送ってみた…

////
きゃ自分に惚れそうっ!

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