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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第35章 十五章 子供達の計画
・
「今、先客いるけど切り揃えるだけだから早くすむし……気分転換に髪切って行ったら?」
…えっ!?
「それもそうだな!
ついでだ、山は舎弟達が掃除するだろうし」
・・えぇっ!?
「そんなに荒れてるのか?」
店の奥に語りながら入ってきた店主は男らしい口調に戻っていた
「あぁ‥賊の根城みたいなもんだ。
おおかた国王の奴にも手に追えなかったんだろ!?
ちっちぇ集団があちこち潜んでやがる!デカけりゃ一掃するのは簡単なんだがな」
レオは愚痴りながらアルの隣の席にドカッ──と腰掛けた……
「‥‥グゥ..zzz」
「悪いね切りにくいから起こすよ?」
顔を見られないように下を向き、寝たふりをしていたアルを店主は無情にも手で起こし鏡に向けさせる
そしてアルは油汗を大いにかいていた。
―――――‥
見てる・・・
すごい見てるんですけどっ!?‥
隣の席で鏡越しに目を見開き、息を飲むようにアルを凝視するレオがいた
アルはカットクロスに包まれたまま、その中で拳を握り構える!
だが、レオは直ぐにそっぽを向き何も行動を起こさなかった‥
… あ、れ・・
──あっ!
そっか!約束だ!
「今、先客いるけど切り揃えるだけだから早くすむし……気分転換に髪切って行ったら?」
…えっ!?
「それもそうだな!
ついでだ、山は舎弟達が掃除するだろうし」
・・えぇっ!?
「そんなに荒れてるのか?」
店の奥に語りながら入ってきた店主は男らしい口調に戻っていた
「あぁ‥賊の根城みたいなもんだ。
おおかた国王の奴にも手に追えなかったんだろ!?
ちっちぇ集団があちこち潜んでやがる!デカけりゃ一掃するのは簡単なんだがな」
レオは愚痴りながらアルの隣の席にドカッ──と腰掛けた……
「‥‥グゥ..zzz」
「悪いね切りにくいから起こすよ?」
顔を見られないように下を向き、寝たふりをしていたアルを店主は無情にも手で起こし鏡に向けさせる
そしてアルは油汗を大いにかいていた。
―――――‥
見てる・・・
すごい見てるんですけどっ!?‥
隣の席で鏡越しに目を見開き、息を飲むようにアルを凝視するレオがいた
アルはカットクロスに包まれたまま、その中で拳を握り構える!
だが、レオは直ぐにそっぽを向き何も行動を起こさなかった‥
… あ、れ・・
──あっ!
そっか!約束だ!