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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第36章 十六章 花火に行こう!〜ああ、波瀾万丈〜


「酒池肉林てなに?」


赤くなるロイドを不思議に思いアルが聞いてきた


「お前は知らなくていいっ!…///」


「むぅ…っいいよ!
後で隊長さんに聞くからっ」


「なにっ!?」


アルはフンッとそっぽを向き、二人の間をまぁまぁとアレンがなだめた



「ところでアレン、どこに行くんだ?花火ならここからでも見れるんじゃないか?」


「穴場があるんですよ!
ちょっと歩くけどゆっくり花火を眺めるには最適です♪」

アレンはニコニコしながら答える


アレンは街から少し外れた教会のある丘へアル達を連れてきた


「ここなら座って見れるし首を仰がなくてもちょうどよい高さだから楽ですよ」


「ほんとだ!ありがとうアレン」


回りは人気もなく虫の声が涼しい夜風に爽やかさを添える・・・


こいつ・・・二人きりでアルをここに連れて来るつもりだったのか!?
完全なデートスポットじゃねぇか…っ…


そう、アレンが連れて来た場所はデート本の袋綴じ頁に載っているデートスポットのベスト4の中に毎回ランクインされる、ムフフ…な場所だった・・・


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