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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第4章 ルバール宿舎
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「人聞きの悪い事言うなよ…それじゃあ、毎回俺が何か企んでるみたいじゃないか…」
「違うのか?」
「──…っ…う〜ん……
作戦を練ってると…‥」
「同じだ!バカッ…」
ルイスの答えにロイドは呆れた。
それでもルイスと居るのは心地いい。身分は違えど二人は幼い頃からの“信友”
大人になってからも程よい距離感で自然に振る舞える唯一、無二の真友。なのだ
くだらない会話を交わしながら二人は謁見室に向かって歩いた――
「…しかし、兄貴も急に何なんだろうな?俺とロイを一緒に呼び出すなんて…」
「お前も知らされていないのか?」
「あぁ…今度の闘技会だってそうだ。見たか?
あの膨大な金品の量!?
4、5年は遊んで暮らせる…
しかも今回、褒美を貰えるのは優勝者だけじゃない。上位20位までが対称だ…
優勝はできなくても20位までなら何とかイケるだろうって奴らが、わんさか受付にきてやがる。
はっきり言って“来るもの拒まず”って感じだ…
兄貴に理由を聞いても
『出来るだけ集めてくれ!』の一点張り…
仕方がないから 参加権利の規準を甘くしたら、あんな子供までくる始末だ」
ルイスは方をすくめた
「人聞きの悪い事言うなよ…それじゃあ、毎回俺が何か企んでるみたいじゃないか…」
「違うのか?」
「──…っ…う〜ん……
作戦を練ってると…‥」
「同じだ!バカッ…」
ルイスの答えにロイドは呆れた。
それでもルイスと居るのは心地いい。身分は違えど二人は幼い頃からの“信友”
大人になってからも程よい距離感で自然に振る舞える唯一、無二の真友。なのだ
くだらない会話を交わしながら二人は謁見室に向かって歩いた――
「…しかし、兄貴も急に何なんだろうな?俺とロイを一緒に呼び出すなんて…」
「お前も知らされていないのか?」
「あぁ…今度の闘技会だってそうだ。見たか?
あの膨大な金品の量!?
4、5年は遊んで暮らせる…
しかも今回、褒美を貰えるのは優勝者だけじゃない。上位20位までが対称だ…
優勝はできなくても20位までなら何とかイケるだろうって奴らが、わんさか受付にきてやがる。
はっきり言って“来るもの拒まず”って感じだ…
兄貴に理由を聞いても
『出来るだけ集めてくれ!』の一点張り…
仕方がないから 参加権利の規準を甘くしたら、あんな子供までくる始末だ」
ルイスは方をすくめた