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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第37章 十七章 ハローワークに行こう!
「おはよう‥」
「おぅ‥なんだ?
やけにすっきりしねぇ顔しやがって?」
「うん、考え事してたら眠れなくなっちゃって…」
結局、昨夜は悶々と考え込む内に朝になってしまっていたうつらうつらと眠ったかどうか記憶も曖昧で頭がボーっとする‥
「はぁ〜っ‥あれ?
ティムとマークは?」
溜息をつきながら食卓につくとティムとマークの姿が見あたらない
「マークはだいぶ前に飯食ったらすぐ出かけちまったぞ。ティムは今さっき出てったけどな」
ふ〜ん、とだけ言うとアルは朝食代わりにトマトジュースだけを飲んだ
「なんだ、朝はそれだけか?」
「うん‥ちょっと太っちゃったから」
「朝ぐらいちゃんと食え!食って動き回りゃいいんだ。チビ達を見てみろ!
たらふく食べて動き回ってらぁ」
「うん、そうだね‥
あっ!そうだ―――」
…隊長さんに仕事の相談に行こうかな?そのついでに鍛練所で筋トレでもしようっと!
「ねえザドル。あたしもちょっと役所に行ってくる!ついでに鍛練所で体慣らしてくるから」