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第38章 十八章 アルの正体

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「村では選ぶ余裕が無かったからね‥お陰で好き嫌いないから助かるけど！

そっかぁロイドはピーマンが嫌いなんだ？苦いのが苦手？甘党だもんね‥ﾌﾟﾌﾟッ」


「なんだ？その笑い方は‥」


アルは、ん？て顔をすると“可愛いぃ”そう言って意味深に微笑んだ

その後に続いて子供達もみんな“可愛いぃ”と連発している


「──!?…っ//

しょうがないだろっ!」

ロイドは赤面しながら抗議している


「ｸｽｯ‥それは？ロールキャベツは平気？スープも野菜たくさん入ってるけど‥‥」


「////あぁ、大丈夫‥
旨いよ！これなら―――」

「？ん、 これなら？」

「あぁ、いや、店に出せると思ってっ…」


…今すぐ嫁さんに行けるって言おうと思ったけど……料理上手くたって無理だよな、男なんだから‥//



「そう？よかった!

まだあるからたくさん食べてって!!」


「ああ‥//」

笑顔のアルにロイドも微笑み返す‥
子供達は早くも二杯目をオカワリしていた


「ロイお兄ちゃん！今日は泊まってってよ」


「泊まっ‥えぇ!?
それは、ちょっと‥‥」


「マーク！あんまり我が儘言ったらダメだよ！」