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第38章 十八章 アルの正体

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ロイドの後ろ姿を見送ってすぐに、子供達は早く来ないかとそわそわしている。

「ロイドが寝るんだったらゲストルームのベット準備した方がいいかもね‥
あれだったらザドルのベットとサイズ一緒だからティム達も一緒に寝れるしっ」


アルは子供達みんなでゲストルームのベットにシーツをかけて寝床の準備をした

子供達がお風呂に入った後にアルもお風呂に入る



──ｺﾝｺﾝ！

「俺だよ！開けてくれ！」


「あっ！」


ティム達はみんなでロイドを家に迎え入れた


「悪い、ちょっと遅くなった！ついでに風呂も入ってきたもんだから。
それとこれ‥おふくろが持って行けっていうから‥‥って、アルは？」


ロイドは紙袋を子供達に渡すと姿の見えないアルを気にかけた


「今、アルは裸だ!!」


「はぁっ!?」

ティムの答えにロイドは目を丸く見開く


「お風呂に入ってるの。
ティムはちょっと言葉が変だから気にしないでね」


ユリアがすかさずフォローを入れる

「べつに間違ってはいねーぞっ!!風呂入ってるんだから裸だっ!」