この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第4章 ルバール宿舎
‥だが…
天界での神殺しは、いかなる場合でも大罪‥
掟破りとなり、侵してしまえば自らが反逆者として天界から追放されてしまうでしょう…
例え相手が黒い神でも……
そこで神々は考えた──自ら手を下すことは出来ない…ならば我らの代わりに黒い神を葬る者を創れ…
と‥
そして創られたのが神の従者と呼ばれる者です…神は従者に神々の力を込めた剣を授け黒い神を葬るよう命じました……
黒い神は神の従者と激戦のすえ敗れ去り、暗黒の闇に落ち、己の使命をまっとうした神の従者もまた、深い眠りについたのです
これが《神々の大戦争》と神話で伝えられております………§
…と神話説ではそこで一件落着となっておるが‥
…‥実は、この話には続きがあると…
何千年かに一度、闇に落ちた黒い神が闇の王として復活し、すべてを恐怖で包み込むと……
神々はそれを恐れ、闇の王が復活する時が近づくと同時に神の従者の覚醒を導いた……
……と今、わかっているのはここまでじゃ……
近年、世界が少しづつ確実に変貌しつつある…
陸・海・空、すべてが唸り声をあげ世界を飲み込むと……