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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第43章 三章 情炎
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──そういえば…アルと真っ先に親しくなったのはアレンだ.....
ロイドはアレンとアルが二人ではしゃぎながら廊下を走ってたことを思い出した
そして....次の日には鍛錬所の前でアレンに頭を撫でられ赤らむアルがいた
..クスッ! ...この時に俺は男同士でヤバい雰囲気作って危ない奴らだって思ったんだったな...
じゃあ....あの時からか?
アルがアレンを気にし始めたのは──…っ…
再びロイドはアレンを見つめるアルの表情を思い出していた
俺には向けたことのない瞳でアレンを見つめ、そして微笑みかける.....
花火の時だってまるで、俺のことは何ひとつ眼中になかったっ!!
だから...俺はあいつの手を握り寄り添った...
俺の方にも気持ちを向けてほしくて...俺もいるってことを.......わかっててほしかった.....
アルを想う自分の気持ちに気づいてからは感情だけが一人歩きしちまう.....
「はぁ...」
ロイドは熱くたぎる想いを冷ますように溜め息をついたが熱い想いはすぐさま沸騰しはじめる
...っ....抱きたい!!.....
ロイドは感情を抑え込むように片手で額を覆った
──そういえば…アルと真っ先に親しくなったのはアレンだ.....
ロイドはアレンとアルが二人ではしゃぎながら廊下を走ってたことを思い出した
そして....次の日には鍛錬所の前でアレンに頭を撫でられ赤らむアルがいた
..クスッ! ...この時に俺は男同士でヤバい雰囲気作って危ない奴らだって思ったんだったな...
じゃあ....あの時からか?
アルがアレンを気にし始めたのは──…っ…
再びロイドはアレンを見つめるアルの表情を思い出していた
俺には向けたことのない瞳でアレンを見つめ、そして微笑みかける.....
花火の時だってまるで、俺のことは何ひとつ眼中になかったっ!!
だから...俺はあいつの手を握り寄り添った...
俺の方にも気持ちを向けてほしくて...俺もいるってことを.......わかっててほしかった.....
アルを想う自分の気持ちに気づいてからは感情だけが一人歩きしちまう.....
「はぁ...」
ロイドは熱くたぎる想いを冷ますように溜め息をついたが熱い想いはすぐさま沸騰しはじめる
...っ....抱きたい!!.....
ロイドは感情を抑え込むように片手で額を覆った