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第43章 三章 情炎

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....あいつは...アルは本気なんだろうか?.......

アレンのことを本気で....


じゃぁ.....どのくらい?


俺が..俺がアルを、...
お前を好きなくらいにお前もアレンのことをっ!?



―！っｸｿｯ


ロイドは言葉を吐き捨て、たまらなくなって枕に顔を埋め歯を喰いしばった



.... アルっ!! .......！


愛してる!

愛して...愛して...めちゃくちゃに抱いてっ......


俺でいっぱいにしてやりたい




ロイドはアルを無心に掻き抱く自分を想像した


アルのあの白い首筋に舌を這わし震えるような吐息の漏れる可愛い唇を塞ぎ、

そして淡いピンクの艶やかな乳首を口に含む.....


若手画家の描いた愛しい人の裸婦画はロイドの想像力を増すのに十分過ぎる程だった.....



きっとアルはまだ男を知らない......


誰にも...誰にも指一本触れさせたくないっ！













俺は....俺はどうすればいい？
こんな気持ちを持ちながらあいつに普通に接することが出来るんだろうか？













・・・・・・




ロイドは急にベッドから起き上がると今夜、二度目の冷たいシャワーを浴びた