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第43章 三章 情炎

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「レオの容態が気になって‥‥とりあえず昨日、解毒薬作って飲ませたんだけど…」



「作った!?」


アルの言葉にルーカスが目をむいた



「え、あ、うん…」

… なんだろこの人？白衣着てるからお医者さんだよね？たぶん……

しかし...ハンサム人だ…っ…///


「レオの容態は心配ないよ今 薬で寝てるから。

それより丁度いい、紹介するよアル！
兄のルーカスだ。医療全般に携わってるから…痔になったら診てもらうといい！」


「…な…っ///」



「痔!?──……ああ！…小鹿って君のことか！じゃ、ザドルと住み始めたって...」


ルイスの言葉に焦るアルにルーカスが聞いた
そしてアルに握手を求めながら口にする

「初めまして!　姉と妹が世話になってるみたいだねあの二人は適当に相手しとけばいいよ」


ルーカスはアルを気遣い微笑んだ


うゎ……さすがお医者さん...綺麗で癒し系だ…//


アルはつい見とれてしまった

ルイスに似てはいるがどことなく儚い感じ...

憂いをおびた青灰色の瞳にアルよりも透き通るような白い肌──

プラチナブロンドの髪はくせ毛のルイスと違いサラサラなストレートで肩のラインにそって綺麗に切り揃えられていた…