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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第43章 三章 情炎
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まるで聖母マリア様のような慈しむ微笑みにアルはめまいを覚える
…こ、ここの人達はなんて恵まれているんだろう…っ…
アルは赤面しながらクラクラする頭を支える
「お、大丈夫かい君?
具合が悪いんだったら診てあげようか!?」
「いっ、いや大丈夫です」
そんな舞い上がるアルにルイスがボソッと釘をさす
「アルっ気をつけろよ‥
女みたいな顔しちゃいるが俺よりタラシだ」
「え!?──…そうなんだ…全然そうみえないのに…っ」
「あぁ....老若男女、有無を言わさず瞬く間に脱がしちまう」
… そうなんだ……人って見かけによらないっ…もっと見る目を磨かなきゃ…っ
「──!…っ…///…ボケっそれはただの診察だ!」
何を言うのかと聞耳を立てていたルーカスがすかさずツっこんだがアルは本気にしたようだ
「コホッ‥と、ところで君さっき薬を“作って飲ませた”って言ったよね…
自分で作ったってこと?
どうやって?調剤の仕方は?原料はなに?」
ルーカスはアルを質問攻めにした
「えっ、あの…薬は僕が作ったんじゃなくてマークが──」
綺麗な顔で詰め寄るルーカスにアルは焦ってしまった
まるで聖母マリア様のような慈しむ微笑みにアルはめまいを覚える
…こ、ここの人達はなんて恵まれているんだろう…っ…
アルは赤面しながらクラクラする頭を支える
「お、大丈夫かい君?
具合が悪いんだったら診てあげようか!?」
「いっ、いや大丈夫です」
そんな舞い上がるアルにルイスがボソッと釘をさす
「アルっ気をつけろよ‥
女みたいな顔しちゃいるが俺よりタラシだ」
「え!?──…そうなんだ…全然そうみえないのに…っ」
「あぁ....老若男女、有無を言わさず瞬く間に脱がしちまう」
… そうなんだ……人って見かけによらないっ…もっと見る目を磨かなきゃ…っ
「──!…っ…///…ボケっそれはただの診察だ!」
何を言うのかと聞耳を立てていたルーカスがすかさずツっこんだがアルは本気にしたようだ
「コホッ‥と、ところで君さっき薬を“作って飲ませた”って言ったよね…
自分で作ったってこと?
どうやって?調剤の仕方は?原料はなに?」
ルーカスはアルを質問攻めにした
「えっ、あの…薬は僕が作ったんじゃなくてマークが──」
綺麗な顔で詰め寄るルーカスにアルは焦ってしまった