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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第44章 四章 猛獣覚醒


猛獣の中にロイドの意識が見え隠れしている



ロイドはアルの唇を親指でなぞった


夕べの言葉を思い出す...


この唇で、俺に嫌われても顔を会わさなくても平気だと言った


教えてやりたい!

俺がどれだけ想像の中でお前を抱いたか!!

アリスにお前を重ねて何度と果てたかを!



そんな想いがロイドの胸を、体を熱くさせる



ロイドはゆっくりとアルに覆い被さりアルの首筋に何度となく唇を落とした


時折、ぅ…ん と声を発するが、起きる気配はまったくない


アルの体からは夕べの石鹸の香りが微かに揺らいでいる。
ロイドは目を閉じその香りを味わいながら寝間着の上からアルの膨らみに触れた


...っ..やっぱり……

…けっこうあるな…


今まで風呂上がりやタンクトップ姿を見て思ってはいたがアルはかなりボリュームがあった



ロイドはその感触に我を忘れそうになり男の部分が痛いほど疼き始める



寝間着の裾を託しあげ、白い腹部に目を細める。堪らずロイドはその腹部にディープなキスを繰り返した


やっぱり愛しい!

全部が!
アルのすべてがたまらなく愛しい!!

………アルッ!………


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