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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第44章 四章 猛獣覚醒
ロイドはアルの服を開け広げ険しい顔で睨みつける!
アルの顎を摘んで仰向かせると乳房の回りにも首筋にある物と同じ、無数の赤紫色の斑点が散らばっていた
――クソッ!!
こんなことするのは奴しかいないっ!!!
「っ...レオの奴ッ!」
ギリっと歯を食い縛る!
ロイドはアルの肌けた衣服を直し部屋を出た!
「ティムッ!ティム!!」
ロイドのけたたましい呼び声にティムが驚く
「なっ、なんだ?兄ちゃん添い寝はもうすんだのか!?」
険しい表情のままロイドはティムに聞き返す!
「レオが来たはずだっ!!
いつ来た!?
なんで言わないっ!?」
「えっ…だってルイ兄ちゃんが言うなってっ…」
「ルイスが!?
…っ…あいつっ…
ザドルはいなかったのか!?なんでまたっ.....っ!
やられ放題じゃないかっ!」
…俺のアルにっ──クソッ!!!
激しい剣幕のロイドをなだめようとティムもうろたえながら説明した
「で、でもね…大丈夫だったんだよ!狼の兄ちゃん具合悪くて城に連れていかれたからっ」
「城に!?....わかった...レオは城にいるんだな!?」