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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第45章 マイ・フェア・レディ
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「アルの髪の毛よ」
傍でアルの変身を見守っていたユリアが口を開く。
そしてジェシカが言った。
「この子達ね‥ あなたがこの国に来て切り落とした髪をお守り代わりにずっと大事に持っていたんですって‥‥‥
良かったわねアル‥
優しい子供達で‥‥‥
あなたとても素晴らしいものを持っているのよ‥‥
かけがえのない素晴らしい心を持った子供達を‥
だから‥泣かないで‥
せっかくのメイクが台無しだわ」
「‥ごめんなさい…っ…」
アルは思いきり鼻を啜った。
アルの自毛で作られたヘアピースで、見事にショートヘアースタイルはロングのアップスタイルに早変わりした。
うなじ部分はすっきりとまとめあげられ可愛い遅れ毛が溢れ落ちている…
ロングの毛先は無理にまとめずに、トップから背中まで下ろし、付け毛の境目は豪華なダイヤが散りばめられた繊細な細工のティアラがで飾られて、キラキラとまばゆい光を放っていた
「んーもぅっ、アル最高! どこから見ても異国からきた姫君よ」
「アルの髪の毛よ」
傍でアルの変身を見守っていたユリアが口を開く。
そしてジェシカが言った。
「この子達ね‥ あなたがこの国に来て切り落とした髪をお守り代わりにずっと大事に持っていたんですって‥‥‥
良かったわねアル‥
優しい子供達で‥‥‥
あなたとても素晴らしいものを持っているのよ‥‥
かけがえのない素晴らしい心を持った子供達を‥
だから‥泣かないで‥
せっかくのメイクが台無しだわ」
「‥ごめんなさい…っ…」
アルは思いきり鼻を啜った。
アルの自毛で作られたヘアピースで、見事にショートヘアースタイルはロングのアップスタイルに早変わりした。
うなじ部分はすっきりとまとめあげられ可愛い遅れ毛が溢れ落ちている…
ロングの毛先は無理にまとめずに、トップから背中まで下ろし、付け毛の境目は豪華なダイヤが散りばめられた繊細な細工のティアラがで飾られて、キラキラとまばゆい光を放っていた
「んーもぅっ、アル最高! どこから見ても異国からきた姫君よ」