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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第45章 マイ・フェア・レディ
・
ロイドは自分と向かい側の椅子に腰掛けようとしたアリスを呼びとめた…
「アリス…そっちじゃない‥ここへおいで‥」
ロイドは手を差し出し優しく言った
ロイドに言われるままアリスはその手を取りロイドの膝に抱え込まれる
アリスはただ頬を赤く染めたまま、ロイドの膝の上でうつ向いていた‥
… 初々しいな‥社交場の女達とはまったく違う…
ロイドはアリスの顔を覗き込むと顎を人差し指で支え深く口づける‥
部屋の中でほんの一時、互いの舌を絡め合う水音が鳴り響いていた‥
「...ッ....ァ..」
唇を放すと切ない吐息を漏らし、うっとりとした表情で自分を見つめるアリスに話しかける‥
「何が欲しい‥
‥‥欲しいものを言ってごらん?」
「…////…ロ‥イド様‥」
「──……」
顔を赤らめロイドが欲しいというアリスにロイドは
一瞬、困惑する
「‥ぷっ‥ ククッ‥」
そして、片手で顔を押さえて急に笑い出した。
突然笑い出したロイドにアリスは訳がわからず焦り余計に赤くなる…
ロイドのもう片方の手にはフルーツ用のフォークが握られていた‥
ロイドは自分と向かい側の椅子に腰掛けようとしたアリスを呼びとめた…
「アリス…そっちじゃない‥ここへおいで‥」
ロイドは手を差し出し優しく言った
ロイドに言われるままアリスはその手を取りロイドの膝に抱え込まれる
アリスはただ頬を赤く染めたまま、ロイドの膝の上でうつ向いていた‥
… 初々しいな‥社交場の女達とはまったく違う…
ロイドはアリスの顔を覗き込むと顎を人差し指で支え深く口づける‥
部屋の中でほんの一時、互いの舌を絡め合う水音が鳴り響いていた‥
「...ッ....ァ..」
唇を放すと切ない吐息を漏らし、うっとりとした表情で自分を見つめるアリスに話しかける‥
「何が欲しい‥
‥‥欲しいものを言ってごらん?」
「…////…ロ‥イド様‥」
「──……」
顔を赤らめロイドが欲しいというアリスにロイドは
一瞬、困惑する
「‥ぷっ‥ ククッ‥」
そして、片手で顔を押さえて急に笑い出した。
突然笑い出したロイドにアリスは訳がわからず焦り余計に赤くなる…
ロイドのもう片方の手にはフルーツ用のフォークが握られていた‥