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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第46章 百花繚乱〜満月に咲き乱れる花〜
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ルイスは姫の顎先に手を添えて、姫を覗き込む。
「少し外の風にでも当たって酔いを醒ました方がいい‥」
ルイスはそう言って会場を脱け出すと、薄暗い螺旋階段に姫を連れ出していた‥
その間、完全に酔いの回った姫は虚ろに惚けた顔でルイスのされるがままになっている
姫を抱き上げ、階段を少し上がった先の踊り場に重厚な扉が見えてくる。ルイスは姫を下ろすとポケットから鍵を取り出し扉を開けた
開け放たれた扉からはひんやりとした心地よい風が入り込み、ほてった姫の肌を撫でていく…
「‥あ‥風‥」
姫は目を細め、小さく呟いていた。
ルイスは再び姫の手をとりどうぞ‥と屋上の端へ誘い込む…
そこはルイスが管理している武器庫の屋上だったらしく、ルイスの部屋のベランダともつながっている言わば…プライベートバルコニーでもあったのだ。
もちろん、ルイスしか自由に出入りできない
そう──…この場所はルイスのお気に入り。社交パーティーの度にゲットしたレディ達と秘密のプライベートを過ごして来た場所だった
ルイスは姫を眺めのいい場所まで連れていく。
高くそびえ立つ大木がざわざわと風にそよぎ、その音が心地よさを倍増させる…
「気持ちいい....」.
姫はうっとりと瞳を閉じ心地よい風を堪能していた
ルイスは姫の顎先に手を添えて、姫を覗き込む。
「少し外の風にでも当たって酔いを醒ました方がいい‥」
ルイスはそう言って会場を脱け出すと、薄暗い螺旋階段に姫を連れ出していた‥
その間、完全に酔いの回った姫は虚ろに惚けた顔でルイスのされるがままになっている
姫を抱き上げ、階段を少し上がった先の踊り場に重厚な扉が見えてくる。ルイスは姫を下ろすとポケットから鍵を取り出し扉を開けた
開け放たれた扉からはひんやりとした心地よい風が入り込み、ほてった姫の肌を撫でていく…
「‥あ‥風‥」
姫は目を細め、小さく呟いていた。
ルイスは再び姫の手をとりどうぞ‥と屋上の端へ誘い込む…
そこはルイスが管理している武器庫の屋上だったらしく、ルイスの部屋のベランダともつながっている言わば…プライベートバルコニーでもあったのだ。
もちろん、ルイスしか自由に出入りできない
そう──…この場所はルイスのお気に入り。社交パーティーの度にゲットしたレディ達と秘密のプライベートを過ごして来た場所だった
ルイスは姫を眺めのいい場所まで連れていく。
高くそびえ立つ大木がざわざわと風にそよぎ、その音が心地よさを倍増させる…
「気持ちいい....」.
姫はうっとりと瞳を閉じ心地よい風を堪能していた