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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第47章 THE・シゴキ


「マークは植物博士なんだよ…
植物でいろんな薬品とか作る天才なの…
レオに飲ませた解毒薬もマークが手作りしたやつだよ」

アルはただの花好きじゃないと説明した


「そうか!あの薬はお前が作ったのか?
恩にきるぜ!
あれがなかったら完全に俺様は死んでたからな…

よしっバラの花をどうすりゃいいんだ?」


マークはレオにコソッと耳打ちした

「‥あのね、百本欲しいんだ!それだけある?…」

「‥百本か?バラだけでいいのか?…」


「‥うん‥あの赤いバラ百本あったら作れるから、
山に咲いてるあのバラじゃないと作れないんだ!‥」

「‥よしっわかった!!!
お安いご用だ!いつ持ってくりゃいい?…」


「明後日お願いします!」

「明後日だな。よしっ、約束だ!」



二人はにんまり笑いあい
そして、指切りを交した



なんだかんだいって結局、子供達はレオにもなついてしまっている


レオはゲストルームで子供達と楽しく遊んでいた…

その間を見計らってアルは風呂に入る。ザドルには見張りに立ってもらっていた…


「しかし、女だてらにこんな大熊、一斬りでいくなんてすげな」


レオは主の毛皮を眺めながら言った


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