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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第47章 THE・シゴキ
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「くっ―――‥ッッ
‥な、なるほどな‥
“選ばれし者”以外は手に取ることも出来ないってわけか‥
スゲー忠実だな」
レオはアルがテーブルに寝かせた剣を手に取ろうとしたが、まったくその場から動かすことができなかった
「‥ところで、窓には鍵が掛ってたはず…
どうやって外したの?」
「あぁ‥俺様にはそんな鍵なんてわけねぇ‥」
レオはそういうと、ゴツイ登山靴のようなブーツの底から、細い針金のようなものを抜きとり見せびらかすと不敵な笑みを浮かべた…
「――!?
呆れたぁ!!それじゃ盗賊のすることと変わらないじゃんっ」
「うるさいっ…俺様は盗みを働いたことはないっ
とりあえず、この剣を鞘から抜いてみてくれ…
刄もよく見てみたいからな」
「……っ…」
‥困った‥‥
鍵掛けるだけじゃ意味がないってことか‥‥‥
他に対策をねらなきゃ
アルはいろいろ考えながらレオに言われるまま鞘から剣を抜いた
アルはレオの目の前に剣の刄先をかかげ、レオはその刄の表面を撫でる…
「かなり錆び付いてるな
なんで研がねぇんだ?」
「どんなに研いでも錆びがまったく落とせなかったの…」
「くっ―――‥ッッ
‥な、なるほどな‥
“選ばれし者”以外は手に取ることも出来ないってわけか‥
スゲー忠実だな」
レオはアルがテーブルに寝かせた剣を手に取ろうとしたが、まったくその場から動かすことができなかった
「‥ところで、窓には鍵が掛ってたはず…
どうやって外したの?」
「あぁ‥俺様にはそんな鍵なんてわけねぇ‥」
レオはそういうと、ゴツイ登山靴のようなブーツの底から、細い針金のようなものを抜きとり見せびらかすと不敵な笑みを浮かべた…
「――!?
呆れたぁ!!それじゃ盗賊のすることと変わらないじゃんっ」
「うるさいっ…俺様は盗みを働いたことはないっ
とりあえず、この剣を鞘から抜いてみてくれ…
刄もよく見てみたいからな」
「……っ…」
‥困った‥‥
鍵掛けるだけじゃ意味がないってことか‥‥‥
他に対策をねらなきゃ
アルはいろいろ考えながらレオに言われるまま鞘から剣を抜いた
アルはレオの目の前に剣の刄先をかかげ、レオはその刄の表面を撫でる…
「かなり錆び付いてるな
なんで研がねぇんだ?」
「どんなに研いでも錆びがまったく落とせなかったの…」