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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第48章 溢れる想い
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ティムは口隠(ごも)るロイドに追求する
「‥‥あんまり‥進んで行きたくないな‥‥ごめんな‥」
ロイドはティムの頭を撫でながら悲しそうに笑った‥
『ロイドに顔を見たくないって言われたから…』
… アルの言ってたことってほんとうなのかなっ?
「兄ちゃん…もう少ししたらアルの誕生日だぞ!?
その日も来ないのか?」
ティムの問いかけにロイドも困惑した
「行きたいのは山々だけど…」
「来ないのか?
そんなにアルの顔見たくないのか!?
そんなにアルのこと嫌いか!?」
「な‥そんなことはっ‥」
ティムに言われてロイドは目を見張った
「だって嫌いなんだろ!?
嫌いだから顔見たくないんだろ!?
アルが言ってたぞっ!!
兄ちゃんに嫌われてるって!!」
「──…っ…そんなこと言ってないっ!
なんだよそれっ!?‥嫌いだなんて一言も言った憶えないぞっ!!
なんで、そんなっ…
俺が言うわけないだろっそんなことっ!!」
ロイドは叫ぶように口にしながら疼く胸の痛みに顔を歪め言葉を強めた
こんなに好きなのにっ………なんでっそんな‥
「……っ…」
「じゃ、じゃあ…
顔見たくないってのは?」
ティムは口隠(ごも)るロイドに追求する
「‥‥あんまり‥進んで行きたくないな‥‥ごめんな‥」
ロイドはティムの頭を撫でながら悲しそうに笑った‥
『ロイドに顔を見たくないって言われたから…』
… アルの言ってたことってほんとうなのかなっ?
「兄ちゃん…もう少ししたらアルの誕生日だぞ!?
その日も来ないのか?」
ティムの問いかけにロイドも困惑した
「行きたいのは山々だけど…」
「来ないのか?
そんなにアルの顔見たくないのか!?
そんなにアルのこと嫌いか!?」
「な‥そんなことはっ‥」
ティムに言われてロイドは目を見張った
「だって嫌いなんだろ!?
嫌いだから顔見たくないんだろ!?
アルが言ってたぞっ!!
兄ちゃんに嫌われてるって!!」
「──…っ…そんなこと言ってないっ!
なんだよそれっ!?‥嫌いだなんて一言も言った憶えないぞっ!!
なんで、そんなっ…
俺が言うわけないだろっそんなことっ!!」
ロイドは叫ぶように口にしながら疼く胸の痛みに顔を歪め言葉を強めた
こんなに好きなのにっ………なんでっそんな‥
「……っ…」
「じゃ、じゃあ…
顔見たくないってのは?」