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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第48章 溢れる想い
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ロイドの問いかけにティムは、うん。と答えて続けた
「アル‥気にしてたぞ。兄ちゃんが自分のこと何か言ってないか?って…」
「‥‥‥っ‥‥
… そんな‥‥
あいつが俺のこと気にするはずない‥だろ?‥」
ロイドはティムの言葉を信じる事が出来ない‥
… だってアイツははっきり笑いながら俺に言った‥
“人それぞれ好き嫌いがあるから‥あたしは気にしてないし♪”
「……っ…」
… もし、‥またここで真に受けてぬか喜びして勘違いだったら‥‥‥
俺は立ち直れないッ‥
「ロイ兄ちゃん?…」
黙り込んだロイドを心配するようにティムは名前を呼んだ
「ティム‥‥‥悪い‥‥
やっぱり行けない‥‥‥
ごめんな‥」
自分を気づかってくれる10才の男の子にロイドは笑って謝るしかなかった…
そんなロイドをティムは悲しそうに見つめる
「オイラ…兄ちゃんはアルのこと好きなんだって思ってた‥‥」
「──…!っ…」
ロイドはティムの言葉にうつ向くことしか出来ない。
そして、何も語らないロイドにティムは言った
ロイドの問いかけにティムは、うん。と答えて続けた
「アル‥気にしてたぞ。兄ちゃんが自分のこと何か言ってないか?って…」
「‥‥‥っ‥‥
… そんな‥‥
あいつが俺のこと気にするはずない‥だろ?‥」
ロイドはティムの言葉を信じる事が出来ない‥
… だってアイツははっきり笑いながら俺に言った‥
“人それぞれ好き嫌いがあるから‥あたしは気にしてないし♪”
「……っ…」
… もし、‥またここで真に受けてぬか喜びして勘違いだったら‥‥‥
俺は立ち直れないッ‥
「ロイ兄ちゃん?…」
黙り込んだロイドを心配するようにティムは名前を呼んだ
「ティム‥‥‥悪い‥‥
やっぱり行けない‥‥‥
ごめんな‥」
自分を気づかってくれる10才の男の子にロイドは笑って謝るしかなかった…
そんなロイドをティムは悲しそうに見つめる
「オイラ…兄ちゃんはアルのこと好きなんだって思ってた‥‥」
「──…!っ…」
ロイドはティムの言葉にうつ向くことしか出来ない。
そして、何も語らないロイドにティムは言った