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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第48章 溢れる想い
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「昨日、
またレオの兄ちゃんが来たぞ…」
「……レオがっ!?何しにっ!?
今度は何をしたっ!?」
ロイドはティムに強い口調で聞き返す
「教えない……っ
ロイ兄ちゃんには教えない!!」
「……っ、な‥んで…」
ティムはロイドを見つめ、はっきりと拒否した
「だってどうでもいいんだろ!?アルのことなんか!」
「──…っ!?…な、…どうでもいいわけないだろっ!!」
…どうでもよくないからこれだけ苦しいのにッ──
「じゃあ今日は来てくれるか!?」
「──っ…そ‥れと、これとは…っ…ティム……頼むから俺の気持ちもわかってくれよ…っ…」
断固として引き下がらないティムにロイドは額を覆い溜め息を吐くと上擦るような声で懇願した‥
「‥‥わかったっ…兄ちゃんはアルに謝るチャンスもくれないんだな…
なんだか‥見損なったぞ‥
オイラ‥決めた…」
「‥‥?‥ティム…」
何かを諦めたように語るティムをロイドは見つめ返した
「オイラ!‥
レオの兄ちゃん応援する!
ロイ兄ちゃんは男らしくない!!!」
「‥なッッ‥‥ティムッ!!」
ティムはロイドにそんな言葉を投げつけ走り去っていった
「昨日、
またレオの兄ちゃんが来たぞ…」
「……レオがっ!?何しにっ!?
今度は何をしたっ!?」
ロイドはティムに強い口調で聞き返す
「教えない……っ
ロイ兄ちゃんには教えない!!」
「……っ、な‥んで…」
ティムはロイドを見つめ、はっきりと拒否した
「だってどうでもいいんだろ!?アルのことなんか!」
「──…っ!?…な、…どうでもいいわけないだろっ!!」
…どうでもよくないからこれだけ苦しいのにッ──
「じゃあ今日は来てくれるか!?」
「──っ…そ‥れと、これとは…っ…ティム……頼むから俺の気持ちもわかってくれよ…っ…」
断固として引き下がらないティムにロイドは額を覆い溜め息を吐くと上擦るような声で懇願した‥
「‥‥わかったっ…兄ちゃんはアルに謝るチャンスもくれないんだな…
なんだか‥見損なったぞ‥
オイラ‥決めた…」
「‥‥?‥ティム…」
何かを諦めたように語るティムをロイドは見つめ返した
「オイラ!‥
レオの兄ちゃん応援する!
ロイ兄ちゃんは男らしくない!!!」
「‥なッッ‥‥ティムッ!!」
ティムはロイドにそんな言葉を投げつけ走り去っていった