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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第48章 溢れる想い
・
「ロイド?!
そんな顔して、それだけ言いかけたら気になるよ」
「──…っ…だめだ!//
やっぱり絶対に言えないっ…」
ロイドはムキになりすぎて半ば怒ったような顔つきでわめく
そんな強情なロイドにアルは、はぁっ、とため息をついて俯いた‥
「こんなんじゃ‥
やっぱり無理だよ‥‥‥
仲直りなんかできない‥」
「!?‥‥なんで?」
アルの諦めのような言葉にロイドは眉根を寄せて聞き返す
「別に理由なんか解らなくたって、仲直りくらい出来るだろ!?」
「じゃあまた、同じような問題が起ったら!?
その度にあたしは顔を見たくないって言われちゃう訳!?
──言われるこっちの身にもなってよ!!!」
「っ‥それは‥」
アルの強い反論にロイドは押されてしまった
そして、アルは押し黙ったままのロイドから視線をそらした‥
「もぅ‥いいよ‥
ごめんね無理言って……
‥ロイドだって言いたくないことくらいあるもんね‥
‥もう、家に戻ろうか…」
「――っ‥アル?」
アルは下を向き、震える声で呟くとベンチから腰を上げ、家に足を向けて歩き始めた。
「ロイド?!
そんな顔して、それだけ言いかけたら気になるよ」
「──…っ…だめだ!//
やっぱり絶対に言えないっ…」
ロイドはムキになりすぎて半ば怒ったような顔つきでわめく
そんな強情なロイドにアルは、はぁっ、とため息をついて俯いた‥
「こんなんじゃ‥
やっぱり無理だよ‥‥‥
仲直りなんかできない‥」
「!?‥‥なんで?」
アルの諦めのような言葉にロイドは眉根を寄せて聞き返す
「別に理由なんか解らなくたって、仲直りくらい出来るだろ!?」
「じゃあまた、同じような問題が起ったら!?
その度にあたしは顔を見たくないって言われちゃう訳!?
──言われるこっちの身にもなってよ!!!」
「っ‥それは‥」
アルの強い反論にロイドは押されてしまった
そして、アルは押し黙ったままのロイドから視線をそらした‥
「もぅ‥いいよ‥
ごめんね無理言って……
‥ロイドだって言いたくないことくらいあるもんね‥
‥もう、家に戻ろうか…」
「――っ‥アル?」
アルは下を向き、震える声で呟くとベンチから腰を上げ、家に足を向けて歩き始めた。