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第48章 溢れる想い

･

ロイドは覚悟を決めるように眉間に力を込める
そして‥言った‥‥‥


「抱いたっ──……」



「は‥？」


ロイドのﾎﾞｿｯと呟く声にアルは間抜けな返事を返す‥

ロイドはアルを抱きしめる腕に力を込め、アルの耳元で再度呟いた‥


「お前を抱いたｯ…」


「は!?何言って‥っ」


「だからっ!!‥///‥」


ロイドはそう言うと、はぁっーと息を吐き一気に巻くしたてる。


「抱いたんだよっお前を‥っ…夢の中でお前を抱いてから‥‥っ
実際にイッちまったんだよっ!!‥だから後ろめたくて現実にお前の顔が見れなかったんだ‥っ」


「‥へっ!?…///」


アルはロイドの腕の中で硬直しながらロイドの言葉を整理する…



‥実際に‥
―――イッた？！‥

‥‥‥‥‥


‥///え、うそっ!?なにそれ…っ


ほんの一、二分の沈黙も息苦しい!
恥ずかしくてやり場のない自分を消し去りたい!!
ロイドは固まったままのアルをひたすら抱きしめるしかなかった


ただ‥著者は
夢精したことまで言わなくてもよかったのでは？
そう思う

だが、直情型のロイドは実に不器用な男だった‥ 