この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第48章 溢れる想い
・
「‥え?うん…
だっていちいち夢なんか気にして日常に響くなんてさっ…あの、だから……」
アルが言葉を口にする度ににロイドの表情が変わってくる‥
‥あれ、なんで?
なんだか怒ってる?
さっきの表情とはうってかわり、今度は真剣な眼差しでロイドはアルを見つめていた。
「アル……」
「は、い…」
声のトーンの変わったロイドに呼ばれ、アルは少し緊張してきていた
ロイドはアルを真っ直ぐに見つめ、静かに口を開く。
「……気にしないなんて無理だよ……」
「………」
「どこに居ても…何をしても……っ…ベッドに入ってもっ…頭から放れない‥‥っ」
「──…えっ!?…あっ‥」
ロイドは再びアルを抱き寄せた──
そして、アルの細い首筋に顔を埋め、アルを愛し気に優しく抱き締める。ロイドは熱をおびた吐息で苦しそうに囁いた。
「離れない──っ…
アルのことがっ‥‥
頭から放れないんだ‥」
「ロ‥イド‥」
アルは抱きしめられたまま呆然とした。
そんなアルをロイドは繰り返し切な気に抱きしめた…
「女の子だってわかる前からアルに夢中になってた‥‥っ…男だから無理だと思って何度も諦めようとしてっ…」
ロイドは言葉を止めてアルの首筋から顔を上げ、アルを愛しそうに見つめる──
「‥え?うん…
だっていちいち夢なんか気にして日常に響くなんてさっ…あの、だから……」
アルが言葉を口にする度ににロイドの表情が変わってくる‥
‥あれ、なんで?
なんだか怒ってる?
さっきの表情とはうってかわり、今度は真剣な眼差しでロイドはアルを見つめていた。
「アル……」
「は、い…」
声のトーンの変わったロイドに呼ばれ、アルは少し緊張してきていた
ロイドはアルを真っ直ぐに見つめ、静かに口を開く。
「……気にしないなんて無理だよ……」
「………」
「どこに居ても…何をしても……っ…ベッドに入ってもっ…頭から放れない‥‥っ」
「──…えっ!?…あっ‥」
ロイドは再びアルを抱き寄せた──
そして、アルの細い首筋に顔を埋め、アルを愛し気に優しく抱き締める。ロイドは熱をおびた吐息で苦しそうに囁いた。
「離れない──っ…
アルのことがっ‥‥
頭から放れないんだ‥」
「ロ‥イド‥」
アルは抱きしめられたまま呆然とした。
そんなアルをロイドは繰り返し切な気に抱きしめた…
「女の子だってわかる前からアルに夢中になってた‥‥っ…男だから無理だと思って何度も諦めようとしてっ…」
ロイドは言葉を止めてアルの首筋から顔を上げ、アルを愛しそうに見つめる──