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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第5章 鉄拳の母
‥そういえばコレ読むの忘れてたなあれだけ念を押されたのに…
「………… よし、
朝の食事も出るみたいだ! 貰って来るからちょっと待ってて…みんな顔は?」
朝にしてはすっきり小綺麗な顔をしている
「外に噴水があったからそこで洗ってきたっ!」
「エライっ!」
「じゃあ、顔洗うついでに食事持ってくるから」
アルはそういって部屋を出た
「…ねぇ、ティム‥」
「‥うん‥」
「アル、また うなされてたよ…」
マークはボソリとティムに言う‥
「うん、聞こえてたよ‥いっつも夜明け頃なんだ‥うなされるの‥」
「ぼく、アルのためにがんばる‥!」
「そうだっマーク! アルをみんなで守るんだっっ!せぇの‥おぉー」
―おぉ-!
―ぉッ !
「シッー !あんたたち何大声出してんのよっ ばかっ!」
やっぱりユリアに怒られるティムだった…
食堂に行くともう朝食の準備が整っている。その中央で相変わらずエバが忙しそうにしている