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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第55章 誕生会
・
*ナレーション
《ミナミ》は勢いよく肩を肌けると背中に燦然と後光に包まれた弁天様の彫り物を惜し気もなく外道な輩にみせしめた!!
『ハン!女だってナメてもらっちゃぁ困るって言ってんだ――!
やるならやるよッ!!』
「くそぉっ…このアマ!
やぃテメェら! 所詮は女だっやっちまえ!!」
勝負に負けた腹いせに、男は手下共に攻めの合図を送る!
とその瞬間―――ッ!
「──ぐぁ な、なんだ!!?」
突然痛みが走った男の肩には赤いバラが深々と刺さっていた―――
『ふ。‥‥‥
夜でもないというのに…
また私は昼間から鮮血という名の美酒を浴びねばならんのか‥‥』
華麗なメロディーに乗って花びらが舞う──
颯爽と登場したのは我等がヒーロー。
あの紅蓮の貴公子
ディーアだった!!
手にしたワイングラスをゆっくりと回し、ディーアは不敵な笑みを浮かべ、外道な男達を見据える!
そしてグラスを天高く放り投げた瞬間、腰の剣を抜き男達に斬りかかった!!!
「くっ…ちくしょこのやろー!!
お前ら!応援呼んできやがれ」
悪党の頭が手下に叫ぶと虫が湧くように仲間が現れる!
*ナレーション
《ミナミ》は勢いよく肩を肌けると背中に燦然と後光に包まれた弁天様の彫り物を惜し気もなく外道な輩にみせしめた!!
『ハン!女だってナメてもらっちゃぁ困るって言ってんだ――!
やるならやるよッ!!』
「くそぉっ…このアマ!
やぃテメェら! 所詮は女だっやっちまえ!!」
勝負に負けた腹いせに、男は手下共に攻めの合図を送る!
とその瞬間―――ッ!
「──ぐぁ な、なんだ!!?」
突然痛みが走った男の肩には赤いバラが深々と刺さっていた―――
『ふ。‥‥‥
夜でもないというのに…
また私は昼間から鮮血という名の美酒を浴びねばならんのか‥‥』
華麗なメロディーに乗って花びらが舞う──
颯爽と登場したのは我等がヒーロー。
あの紅蓮の貴公子
ディーアだった!!
手にしたワイングラスをゆっくりと回し、ディーアは不敵な笑みを浮かべ、外道な男達を見据える!
そしてグラスを天高く放り投げた瞬間、腰の剣を抜き男達に斬りかかった!!!
「くっ…ちくしょこのやろー!!
お前ら!応援呼んできやがれ」
悪党の頭が手下に叫ぶと虫が湧くように仲間が現れる!