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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第55章 誕生会
・
「頭ぁ大丈夫ですかぃ!!」
いかにもゴロつき‥
そんな風貌の輩も加わり賭博場の中が入り乱れる
『ハッ――ッ!あんたッ
どこのどちらサンか知らないが恩にきるよ!』
『フッ。‥女性を守るのは男の役目……
しかし、ちょっとばかりゴミの数が多すぎるようだ』
ミナミとディーアは背中合わせに構え、後から後から湧いて出てくるゴロつきに苦戦していた―――
とそこへ──
『ディーア!
どうやら悪戦苦闘しているようだな?
私の名を呼べば手を貸してやらんこともないぞっ?』
『―――!?その声はッ
セブンッ―――!!?
イイ時に来てくれた!
よしっ皆!大きな声で我が相棒セブンを呼んでくれ!!』
アルは観客席に向かいそう叫ぶ‥
どうやら、観客参加型の劇の稽古らしかった
アルのせーのっ!の合図で大道具係り達が観客を装い《セブン》の名を叫ぶ
〔セブン!助けて!〕
『よぉし!
元気のいい声だ!!
いますぐ助けてやるぞっ』
その声と共に現れたのは、ディーアの相棒――
碧眼の貴公子――《セブン》だった!!
二人は目で合図を送ると掛け声と同時に悪党に斬りかかる――!
「頭ぁ大丈夫ですかぃ!!」
いかにもゴロつき‥
そんな風貌の輩も加わり賭博場の中が入り乱れる
『ハッ――ッ!あんたッ
どこのどちらサンか知らないが恩にきるよ!』
『フッ。‥女性を守るのは男の役目……
しかし、ちょっとばかりゴミの数が多すぎるようだ』
ミナミとディーアは背中合わせに構え、後から後から湧いて出てくるゴロつきに苦戦していた―――
とそこへ──
『ディーア!
どうやら悪戦苦闘しているようだな?
私の名を呼べば手を貸してやらんこともないぞっ?』
『―――!?その声はッ
セブンッ―――!!?
イイ時に来てくれた!
よしっ皆!大きな声で我が相棒セブンを呼んでくれ!!』
アルは観客席に向かいそう叫ぶ‥
どうやら、観客参加型の劇の稽古らしかった
アルのせーのっ!の合図で大道具係り達が観客を装い《セブン》の名を叫ぶ
〔セブン!助けて!〕
『よぉし!
元気のいい声だ!!
いますぐ助けてやるぞっ』
その声と共に現れたのは、ディーアの相棒――
碧眼の貴公子――《セブン》だった!!
二人は目で合図を送ると掛け声と同時に悪党に斬りかかる――!