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第56章 立冠式

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ルイスはガチャ！っと
ＶＩＰﾙｰﾑのような扉を開きアルを押し込むと同時に言い放つ──


「超ー豪華な立冠式だぜ!!


じゃあ、マリー！頼んだからなっ」


―――バタン!!




扉をしめて立ち去った…














「‥‥‥‥‥‥‥


な‥‥‥‥‥‥



立‥‥‥冠式って‥」






豪華な部屋の雰囲気を見てアルは脅えている‥



天蓋つきの妖しいｷﾝｸﾞｻｲｽﾞのベッド‥
そして目も眩むような、ﾋﾟﾝｸのｼｰﾂに部屋中に充満する淫婢な香り――――



アルはさっきからの身体の熱りと、この部屋で味わう恐怖に鼓動は早まりまくっていた――――



目の前には色っぽく微笑し、にじり寄ってくる姉さん達と‥背後には大きなベッド‥‥‥



‥ちょっと‥嘘でしょ



冷汗をかくアルに姉さん達は一気に襲いかかった―――!!













「ｷｬｧー」


‥お、ﾖｼﾖｼｯ…
とうとう始まったな‥

アルっ!一皮も二皮も剥いてもらえよ♪



ルイスは部屋の外で聞耳を立て、中の様子を伺いながら妖しくほくそ笑んでいた