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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 変なおじさん
※立冠式
この国では男の子が15才を迎えると大人になる儀式として立冠式を行う 内容はまた後ほど…(^-^)/~~
ロイドは口にしながら一瞬チラッと少年へ目を配る。
「…だからお前がコイツの出場を邪魔する権利は無いんだよ。
まぁ、ケガ人が出たわけでもないし、会場を半裸で踊り回ったのも……
ルイスなら多めに見てくれるだろ‥
本人さんはけっこう楽しんでたしな。
試合まで二週間だ。人のことよりまず自分が勝つことだけを考えた方がいいんじゃないか?」
「‥‥う」
「…じゃあ、俺らはそろそろ王との謁見の時間だから」
そう言い聞かせながらロイドはザドルの脱ぎ散らかした服を拾い、ザドルに強引に手渡す。
そして、ルイスに目で促し合図を送ると颯爽と身を翻し去っていった。
ザドルは面目なさそうに受け取った服を握り締めると
「…わっ…わかってらぁ そんなことっ!!」
ロイドの背中にガナリ声をむけた
「…チクショー……」
反抗心からの言葉も気弱にしかとれない…
「…それから、ザドル‥」
「チッ!今度はおめぇかっ!何なんでぃっっ!」
巨漢の男は半泣き状態だ…
この国では男の子が15才を迎えると大人になる儀式として立冠式を行う 内容はまた後ほど…(^-^)/~~
ロイドは口にしながら一瞬チラッと少年へ目を配る。
「…だからお前がコイツの出場を邪魔する権利は無いんだよ。
まぁ、ケガ人が出たわけでもないし、会場を半裸で踊り回ったのも……
ルイスなら多めに見てくれるだろ‥
本人さんはけっこう楽しんでたしな。
試合まで二週間だ。人のことよりまず自分が勝つことだけを考えた方がいいんじゃないか?」
「‥‥う」
「…じゃあ、俺らはそろそろ王との謁見の時間だから」
そう言い聞かせながらロイドはザドルの脱ぎ散らかした服を拾い、ザドルに強引に手渡す。
そして、ルイスに目で促し合図を送ると颯爽と身を翻し去っていった。
ザドルは面目なさそうに受け取った服を握り締めると
「…わっ…わかってらぁ そんなことっ!!」
ロイドの背中にガナリ声をむけた
「…チクショー……」
反抗心からの言葉も気弱にしかとれない…
「…それから、ザドル‥」
「チッ!今度はおめぇかっ!何なんでぃっっ!」
巨漢の男は半泣き状態だ…