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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第6章 ザドルの過去
・
「ジョン、なんて書くかわかってる?」
アルはジョンに聞いてみた
「うんっ♪あ‥っと!」
「そうだね。ありがとうだよ。わかってるならいいよ‥‥」
「あっと♪あっと♪」
ジョンはアルの膝の上で
ペコペコお辞儀をしながら言葉を繰り返した
「わかったわかったっ…
書くからじっとして」
アルは足をブラブラさせて興奮するジョンの動きを押さえながらペンを動かす。
「“…あ、り、が、と、う…”
よしっ!‥て、あ、あーっ……っ」
アルが気を抜いた瞬間、ジョンは己の欲望のままペンを走らせ紙いっぱいに三重丸を書きまくった
その豪快ぶりに子供達はなす術もなく口を開けままだ。
「やられた…」
‥まぁいい…
ぱっと見、合格点の丸をもらったようなもんだろぅ……
「あっと♪♪」
満足そうに笑みを浮かべるジョンに屈するしかない一同だった
アルは手紙を読み直してから自分も紙の隅の方に一言付け足す
…これでよしっ!
************
ありがとお
おいしかったです
あ り が と う
ありがとう
《エバ、あなたの心に
感謝します…》
************
「ジョン、なんて書くかわかってる?」
アルはジョンに聞いてみた
「うんっ♪あ‥っと!」
「そうだね。ありがとうだよ。わかってるならいいよ‥‥」
「あっと♪あっと♪」
ジョンはアルの膝の上で
ペコペコお辞儀をしながら言葉を繰り返した
「わかったわかったっ…
書くからじっとして」
アルは足をブラブラさせて興奮するジョンの動きを押さえながらペンを動かす。
「“…あ、り、が、と、う…”
よしっ!‥て、あ、あーっ……っ」
アルが気を抜いた瞬間、ジョンは己の欲望のままペンを走らせ紙いっぱいに三重丸を書きまくった
その豪快ぶりに子供達はなす術もなく口を開けままだ。
「やられた…」
‥まぁいい…
ぱっと見、合格点の丸をもらったようなもんだろぅ……
「あっと♪♪」
満足そうに笑みを浮かべるジョンに屈するしかない一同だった
アルは手紙を読み直してから自分も紙の隅の方に一言付け足す
…これでよしっ!
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ありがとお
おいしかったです
あ り が と う
ありがとう
《エバ、あなたの心に
感謝します…》
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