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ご主人様のディルド
第7章 ディルドVSバイブ
バイブの隣に置かれた僕。
もちろん挨拶なんかしない。
僕の方が先輩なんだから当然だ。
新参者であるバイブ、お前の方から挨拶するのがすじだろう。
僕がそんな思いを込めて隣に置かれているバイブを睨みつけた。
バイブは僕のことを全く見ない。
前を向いたままだった。


完全に無視されている。
なんだその余裕は!!
実に腹立たしい態度だ。

僕がそんなことに気を取られている内にご主人様はドンドン部屋着を脱いでいた。
そしてご主人様はあっという間に下着姿になっていた。
ご主人の今日の下着は上下ともパステルカラーで統一されたものだった。
ご主人がテーブルへと手を伸ばす。

どっちを手に取るのだろうか?
一瞬迷った表情をしたご主人様だったが結局、僕を手に取った。
『ざまみやがれ』僕は心の中で毒づいた。
バイブは僕が手に取られた瞬間、ハットした表情をしていたけど、その後すぐ元のポーカーフェイスに戻っていた。

僕を手に取ったご主人様は僕を口に咥えた。
そしてそれはいつもよりも深いものだった。
「んんふ」
鼻の抜ける音が聞こえる。
それほど僕を深く咥えている。

そして激しく首を動かしディープスロートをする。
『グボグボ』と卑猥な音が部屋中に響き渡り「はあー」と僕を口から離したと思ったら今度は下から上へと僕の身体を舐め上げていく。

今日はやけに練習に熱が入っている。
もしかするとご主人様意中の片瀬くんとのことが近いのかもしれない。

ペロペロと舌先で僕を弄んでいるご主人様はいつの間にか自分のあそこにも手を伸ばしているようだった。
僕の位置からだとはっきりとは見えないが明らかにご主人様のあそこから聞こえる『クチュクチュ』という水音がその証拠だった。

そしてベッドから立ち上がったご主人様はテーブルに置いてあったバイブも手に取った。
ベッドの上に置かれている僕はバイブを凝視していたが、バイブは相変わらず無表情だった。
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