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ご主人様のディルド
第1章 僕はご主人様の部屋に届く
僕はやっとご主人様にお披露目されることになったのだ。
ご主人様はいったいどんな女性なのだろう?
『ビリビリビリビリビリビリビリ』
箱を閉じていたガムテープが剥がれる音がする。


まだ箱の中は暗い。
そして微かに光のようなものが箱の中に差し込んできた。
僕はまぶしいと思った。
『ガサガサ』と僕の周りにあった梱包用の発泡スチロールが退けられる。
そしてご主人様の手が僕に触れた。


まぶしい。
僕は暗い箱の中にずーっといたから久しぶりに光を浴びる。
でもまだご主人様に直接触れてもらっていない。
僕を包んでいるプチプチが妨げになっている。
ご主人様の顔もまだ見れない。
『プチプチ。ビリビリ』
僕を包んでいたプチプチがとうとうはがされ僕は完全に外にでることができた!


「すごい。本物のおチンチンみたい……」
僕のご主人様は僕のことを見てどうやら気に入ってくれたようだった。
僕は久々の外でまだ目がよく見えてなかったけど、ご主人様はやっぱり20代前半くらいの若い女性のようだった。
ご主人様は僕をまじまじと見た後、僕をテーブルの上に置いてどこかへ行ってしまった。

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