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ご主人様のディルド
第8章 一番のライバル片瀬くんの登場
ご主人様と片瀬くんはいろいろな話をしているようだった。
子供ものころの話、家族の話、友達の話、会社の上司に対する愚痴……。
ご主人様はとても楽しそうに話している、そして片瀬くんも時折笑い声が聞こえてくるからご主人様と同じように楽しいのだろう。

「片瀬くんは……彼女とかいないの?」
ご主人様、今日は本当に積極的だ。
「いないですね……」
片瀬くんの声のトーンが少し下がった。
あまり話たくないのかもしれない。

「えーそうなんだ。なんかそんな風には見えないな。てっきりいるのかなって思ってた」
「いたら……先輩とふたりっきりの空間になんかいないですよ」
「それもそうだよね。彼女さん嫉妬しちゃうよね。ううん嫉妬じゃなくて許せないかも。女の部屋に女とふたりっきりなんて」
「そうですよ……それに……先輩……美人だし……」
『そうですよ』のところが若干上ずって聞こえた。きっと片瀬くんは緊張しているのだろう。
さっきまでの楽しそうな雰囲気とは違う雰囲気が二人の会話から漂っている気がする。

「美人はいいすぎ……でもおっぱいにはちょっと自信があるかな」
「先輩……なんか……酔ってます?」
女性からこんな発言がでると人間の男は戸惑ってしまうものなのかもしれない。
片瀬くんはお酒のせいにしてこの妖しい雰囲気が漂う場をやり過ごそうとしているようだった。

「片瀬くん……女の私がこんな冗談言うのはどういうことかわからない?」
片瀬くんがどんな顔をしているかわからないけど僕には戸惑った男の顔が浮かんだ。
「その……」
片瀬くんは滑稽なほど動揺している。
その動揺した雰囲気はオモチャの僕にも伝わってくる。
「先輩は……彼氏さんとかいるんですか?」

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