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ご主人様のディルド
第3章 僕はご主人様に始めて使われる
ご主人様は僕を手に取ってまじまじと僕を眺めた。
「やっぱり大きい」
ご主人様はため息混じりに呟いた。
「こんなの……入るかな」
ご主人様の左手が下半身に伸びている。


きっと入れることを想像してアソコを抑えたのだろう。
ご主人様に見つめられると道具の僕でもさすがにテレる。
「まずは口で……」


そう言ったご主人様が僕の先端を舐める。
実際はそんな音しないけどご主人様が舌で僕の先端を舐めた時、『ペロ』という音がした気がした。
僕は男性器のリアルな形を再現したものだ。(もちろん男性器が最も興奮したときの形!)
その先端は本物の男性器と同じようにぷっくりとしていてちゃんとした用語で言えば亀頭ということになる。


「チュッ……チュッ……チュッ」
ご主人様が僕の先端にキスをする。薄い唇だけど柔らかい。
「うん……うん……うん」
ご主人様が自分の左手に唾液を垂らす。
手のひらにはご主人様の唾液の水たまりができている。
そして左手に溜まった唾液の水たまりを傾けて僕に垂らす。
外気に触れた唾液は既に口に中にあった時の暖かさを失っていて冷たい。


「ハアー。唾液でヌルヌルになっちゃった」
まるで自分がやっていないみたいな言い方だけど紛れもなくご主人様が僕を唾液まみれにした。

ご主人様は僕の根元を左手で支え右手で僕全体を扱き始めた。
「ヌチャヌチャヌチャヌチャ」
僕からイヤらしい音が聞こえる。


ご主人様の手はしなやかなでキレイな手。
そしてそのしなやかでキレイな手は縦横無尽に動く。
「本物のアレだったらこうされたらもう逝っちゃうかな?」
ご主人様は独り言を呟く。
まさか僕が聞いているとは思わないだろう。
唾液でヌルヌルになった僕をまじまじと見つめているご主人様。見つめられるとちょっと恥ずかしい。
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