この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
遠恋カレンダー
第3章 3月:ホワイトデー
優しく握られた手に着いていくと
ポンとなって降りた階のふかふかのジュータンを歩いて客室に滑り込む。
「小川くん」
「ホワイトデーだから。
本当は俺がプレゼントをあげるべきなんだけど。
もちろん・・・それはちゃんと用意したんだけど・・・
ごめん。いくら考えても、考えれば考えるほど俺も欲しいものを諦めきれなくて」
「欲しい、もの・・・?」
「ほのかさんを、ほのかさんを俺に頂戴―――」
その言葉を言い終わらないうちに優しく優しくキスをされた。
ビックリして、顔を少し離した小川くんを見たら
不安そうに私を覗き込む、好きなオトコの顔があった。
私はその不安を払しょくしてあげたくて
今度は私からキスをする。
「あげる」
「小川くんに私をあげるよ」
その言葉が合図になったかのように
私を抱えて、奥のベッドに運んだ。
私をベッドに押し付けて、何度も何度もキスをする。
ポンとなって降りた階のふかふかのジュータンを歩いて客室に滑り込む。
「小川くん」
「ホワイトデーだから。
本当は俺がプレゼントをあげるべきなんだけど。
もちろん・・・それはちゃんと用意したんだけど・・・
ごめん。いくら考えても、考えれば考えるほど俺も欲しいものを諦めきれなくて」
「欲しい、もの・・・?」
「ほのかさんを、ほのかさんを俺に頂戴―――」
その言葉を言い終わらないうちに優しく優しくキスをされた。
ビックリして、顔を少し離した小川くんを見たら
不安そうに私を覗き込む、好きなオトコの顔があった。
私はその不安を払しょくしてあげたくて
今度は私からキスをする。
「あげる」
「小川くんに私をあげるよ」
その言葉が合図になったかのように
私を抱えて、奥のベッドに運んだ。
私をベッドに押し付けて、何度も何度もキスをする。