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アフェクション
第1章 アフェクション
「ねぇ、しないの?」
「ん? するよ」
「明日早いから、1回だけにしてよね」
「それってユメコの1回? 俺の1回?」
「私の1回に決まってんでしょ!」
あんたに合わせてたら何時になるのよ!と思いっきり肩を叩かれた。
初めての時は久しぶりだったし酒もかなり入ってたからめちゃくちゃに抱いたけど、今日は多分長く保たない。
ユメコのギャップ萌えは結構な威力があった。
ゆっくりバスローブを脱がすとユメコは少しだけ肩を揺らした。
一瞬だけ身体に走った緊張感を俺は見逃す訳もなく、リモコンで灯りを消すと広いベッドに優しく押し倒す。
「……もしかして怖いの?」
「、違うわよ。 緊張してるだけ」
「何で?」
「今日はあんまり酔ってないから」
ああ、なるほど。俺と同じか。