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扉の向こう
第13章 解放
「僚ちゃんいいよ。」
寝室から香菜の声がする。
先ほどの甘い時間から一転、リビングでお預けをくらっていた僚太は、踊る様に寝室に向かった。
ミニランプの温かみのあるオレンジがかった淡い光。
僚太が風呂上がりに敷いた布団に入っている香菜が下から僚太を見つめる。
淡いランプの明かりが、香菜を妖艶に包み込み照らしている。
枕の横にはパジャマがきちんとたたまれており、香菜が無言で「抱いてください」と言っているかのようだ。
(もう無理)
僚太は雑にパジャマを脱ぎ急いで布団に入り、香菜を抱きしめる。
「えっ」
僚太は驚いて思わず口に出てしまった。
香菜は下着まで脱いでいたのだ。
(脱がす楽しみが無くなって少し残念だけど、こんなに積極的な香菜は初めてだ。けどやっぱ駄目だ、久しぶりだから興奮して、自分に余裕がないや。)
香菜も少し恥ずかしいのか黙って僚太を受け入れる。
二人の手がお互いの身体を魚のように泳いでいく。
少しずつ荒くなっていく香菜の息づかい。
僚太の手が香菜の胸に差しかかる。香菜を気遣う事なく荒々しく胸をつかみ揉みしだく。
「はあっ・・・・んっ」
待ちに待った性感帯への愛撫に我慢できず喘ぎ声を上げる。
ものすごい勢いで胸を登っていく僚太の唇。
乳首までたどり着くと遠慮なくジュルジュルと音をたてて吸い付く。
「あああああ~」
待ってましたとばかりの香菜の歓声が上がる。
手で乳首を捏ねながら胸を揉み上げ、口の中で乳首をだらしない音を出しながら泳がしていく。
「あっ・・あっ・・あっ・・ん~」
快楽の波は大きくなっていく。
片手が下に伸びていく。
茂みにたどり着くと、全ての指先で
弄ぶ。
中心部への愛撫の期待の表れか、香菜の腰は既に大きく波打っている。
僚太の手は茂みからむっちりとした太ももへと移る。
少し荒く力強く内側へ、そして上へと進んでいく。
「ハァ・・キス・・欲・・しい。」
これから来るであろう快楽の大波を前に、香菜が僚太へ助け船を求めた。
僚太は胸への愛撫を止め、左腕で香菜に腕枕をして唇を近づける。
香菜は待ち遠しかったとばかりに両手を広げて僚太を迎え入れる。
絡み合う舌と舌。
夢中でお互いを貪りあっていた。
「ンンン・・・・・・・・・」
突然香菜の身体が大きく波打ち、唇で塞がった口から声にならない声があがる。
僚太の右手中指が中心部の蕾に触れたのだ。







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