この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
扉の向こう
第14章 僚太のいたずら心
「ただいまー。」
「あーっ、パパだー。」
望海が玄関へ走り出す。
遼太は手にぶら下げていた荷物を一旦床に置き、笑顔でトコトコ走ってきた望海を抱き上げ、荷物を再び手に取り部屋に入る。
「お帰りー。床屋に行くって出て行ったけど遅かったね。どこいってたの。ねえ、手にしている荷物は何なの?」
香菜は晩御飯の準備をしながら不思議そうに見ている。
「ああ、ちょっとホームセンターに何気に寄ってみたら安売りしていたから買ってみたんだ。最近、俺も疲れが溜まりやすくなってきたし、香菜も肩が凝っただのどっかが痛いだのよく香菜が言ってるから、ピンときて。ジャジャジャジャーンみてマッサージ機。」
「すごーい、ありがとう。悪いけど、手が離せないからこっち持ってきて見せて。」
遼太は片手で望海を抱き、腕にぶら下がっている袋から箱を取り出した。
箱には実物写真と共に、ハンディーマッサージと書いてある。
「ありがとう、早速寝る前に使うね。ところでお小遣いあったの?」
「禁煙して浮いたお金だよ。」
「せっかくのお金、他に欲しいのなかったの?」
「ほんと安かったんだよ。香菜も喜ぶから丁度いいと思ったんだ。」
「パパ、のんも見る。のんも見る。」
「じゃあ、のんに箱から出してもらおうかな。」
「うん。」
遼太と望海はリビングに移動して箱を開封する。
「のんちゃん、ほらママに見せてきて。」
「わかったー。」
望海が両手でマッサージ機を持って遼太を従えて香菜のもとへ走って来た。
写真通り、丸い振動部がありその下に20センチ位のスティックが付いているオーソドックスなタイプの物だった。
「のんちゃん、ありがとうね。遼ちゃんすごいね。効きそうだね。」
「充電式で3段階調節できるんだよ。デモ機があって試したけど結構振動は強かったよ。寝る前に使えるように充電しておくね。」
「ありがとう、お願い。それと遼ちゃん、望海を風呂に入れてくれない? のんちゃん、パパとお風呂入っておいで。」
「わかった、いいよ。のんちゃんパパと一緒にお風呂入ろうね、いくよー。」
「じゃあ、またソフトクリーム作ってくれる?」
「大っきいの作ってあげる。」
「いくー。ママおふろ入るー。」
笑顏の二人は風呂場に消えて行った。
「あーっ、パパだー。」
望海が玄関へ走り出す。
遼太は手にぶら下げていた荷物を一旦床に置き、笑顔でトコトコ走ってきた望海を抱き上げ、荷物を再び手に取り部屋に入る。
「お帰りー。床屋に行くって出て行ったけど遅かったね。どこいってたの。ねえ、手にしている荷物は何なの?」
香菜は晩御飯の準備をしながら不思議そうに見ている。
「ああ、ちょっとホームセンターに何気に寄ってみたら安売りしていたから買ってみたんだ。最近、俺も疲れが溜まりやすくなってきたし、香菜も肩が凝っただのどっかが痛いだのよく香菜が言ってるから、ピンときて。ジャジャジャジャーンみてマッサージ機。」
「すごーい、ありがとう。悪いけど、手が離せないからこっち持ってきて見せて。」
遼太は片手で望海を抱き、腕にぶら下がっている袋から箱を取り出した。
箱には実物写真と共に、ハンディーマッサージと書いてある。
「ありがとう、早速寝る前に使うね。ところでお小遣いあったの?」
「禁煙して浮いたお金だよ。」
「せっかくのお金、他に欲しいのなかったの?」
「ほんと安かったんだよ。香菜も喜ぶから丁度いいと思ったんだ。」
「パパ、のんも見る。のんも見る。」
「じゃあ、のんに箱から出してもらおうかな。」
「うん。」
遼太と望海はリビングに移動して箱を開封する。
「のんちゃん、ほらママに見せてきて。」
「わかったー。」
望海が両手でマッサージ機を持って遼太を従えて香菜のもとへ走って来た。
写真通り、丸い振動部がありその下に20センチ位のスティックが付いているオーソドックスなタイプの物だった。
「のんちゃん、ありがとうね。遼ちゃんすごいね。効きそうだね。」
「充電式で3段階調節できるんだよ。デモ機があって試したけど結構振動は強かったよ。寝る前に使えるように充電しておくね。」
「ありがとう、お願い。それと遼ちゃん、望海を風呂に入れてくれない? のんちゃん、パパとお風呂入っておいで。」
「わかった、いいよ。のんちゃんパパと一緒にお風呂入ろうね、いくよー。」
「じゃあ、またソフトクリーム作ってくれる?」
「大っきいの作ってあげる。」
「いくー。ママおふろ入るー。」
笑顏の二人は風呂場に消えて行った。